これまで家事を担当してくれていたお母さまががんになってしまい、Fさんに家事の負担がぐっとかかるようになったのですね。
Fさんもお仕事などでお忙しい中、大変な状況かとお察しします。とはいえ、大切なお母さまの病状を考えると、「もっと家事をやってほしい」とは言いにくいものですよね。
そんな中、Fさんの心身の状況が心配です。お母さまを気遣いつつも、ご自身の心身も労っていただきたいです。お母さまとしても、通院の付き添いをしてくれるFさんに何かあっては大変だと思います。
なので、例えば、「今週は仕事が忙しいから、今日の食事はスーパーで買ってきてもいい?」であったり、「洗濯物は2日分まとめてやる形でも平気?」などと、お母さまのやっていた方法ではなく、ご自身のペースで可能な範囲で取り組めるよう相談してみてはいかがでしょうか。
お母さまの負担を軽減し、長期的に寄り添っていくための工夫なのだということが伝われば、きっと理解していただけるのではないかと思います。
(了)
回答者:花木裕介(一般社団法人がんチャレンジャー 代表理事)
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